ホワイトニングの注意点

前項ですべての人にホワイトニングが効果があるとは限らないと示しましたが、向かない人や適応していない人というのがあります。小児、妊娠中、授乳中のかたは薬剤を使うこともあり控えたほうがよろしいでしょう。無カタラーゼ症のかたは過酸化水素(ホワイトニングの主成分)を分解するカタラーゼが不足していますのでこちらも控えたほうがよろしいようです。神経が死んでいる歯はホワイトニングの効果が十分に発揮することができません。この場合通常のホワイトニングではなく、歯に穴を空け、そこに薬剤をつめる「ウォーキングブリーチ」という方法になります。

ホワイトニングは歯を傷つけることなく、歯の色素を分解させていくものです。そのため歯の変形や傷、段差がある場合はその影響が強いため効果がありません。テトラサイクリン歯というのがあります。テトラサイクリン系の薬を病気の治療のため、歯の内部に色素が沈着したものです。ホワイトニングは飲食物による色素を分解するもので、薬による沈着には効果が期待できないのです。この二つのケースはホワイトニングには向いていま、せんが、白くするのが不可能というわけではありません。セラミッククラウン、ラミネートベニア、ティーシーズという方法がありますので諦める必要はありません。